わが家位牌物語1(お客様から頂いたエピソード)

位牌をみると思いだすこと

母が亡くなったのは今から3年前のことです。
45歳でがんを発症した母は、ある程度早期で発見できたということで、
がんを摘出し、抗がん剤治療を受けていましたが、数年前に再発し、
今度は手術が不可能との診察を受けました。
その後も、気丈に抗がん剤治療を続け、日々悪化する病状と闘いながら、
やりたいことがたくさんあるからと、いろんなところに出かけるなど、
活動的に日々を過ごしていました。
そんな母でしたが、やはり忍び寄る病魔には勝てず、55歳という若さで逝ってしまったのです。
それから、バタバタとお葬式を済ませ、母が亡くなった実感もないまま、
四十九日を迎える、という時に、位牌を作らなくてはいけないね、という話になりました。
位牌については私の知識も乏しく、どういったものがよいのかもわからず、
とりあえず仏壇仏具店にうかがうことにしました。
そこで聞いた話だと、位牌は基本的にはご先祖様より背の高いものを選ばない、ということでした。
しかし、我が家は代々続く家だったので、位牌もたくさんあり、
昔の位牌は比較的背の低いものが多かったのです。
それもそのはず、今でこそ立派な位牌を買うことができますが、
我が家も昔は貧しい時代を過ごしたこともあったそうで、
そうそう立派な位牌を購入することはできなかったのでしょう。
散々迷った結果、緑のラインの入ったものを選びました。
そして、戒名を入れる、という段になって、ひとつの迷いが生じました。
それは、父と母の位牌を一つにするか、母は母で位牌を作るか、ということです。
私は、父がこれまで母に苦労をかけてきたことを十分知っていたので、
位牌を一つにすることにはかなり抵抗がありました。
というのも、父は結婚当初から浮気をしたり、母に暴力的だったりしたことを知っていたからです。
母と父を同じ位牌に入れることは、母も望んでいないのではないか、とさえ思いました。
しかし父は、母と同じ位牌にすることを強く望んだのです。
葬儀の場でも、ひっそり涙を流していた父を見ていたので、
やはり母がいなくなってはじめて、その存在の大きさに気づいたのだと思い、
位牌を一つにすることに同意したのです。
ところが父は、母の死後1年たつころに、友人の紹介だと言って、ある女性とお付き合いを始めました。
結局、そのお付き合いは短命で終わったのですが、2年目にまた一人、交際を始めたのです。
最終的にはその女性と3年を過ぎたころ、結婚する運びとなりました。
母は生前「お父さんはきっと、一人で生きていくことができない人だから、
再婚すると言ったら反対しないようにね。それが、あなたのためだからね。」と頻繁に言っていました。
それもあったので、私も特に反対はしませんでした。
ただ、心の中にずっと残っているのは、母の位牌のことです。
この先、父が新しい女性と添い遂げたら、あの母の位牌はどうなってしまうのだろう。
片方が空いたまま、一人さみしいままになってしまうのかしら。
そんな風に思うと、心苦しい気持ちになります。
母の位牌を見つめながら、今も答えが出せないでいます。

仏縁堂オリジナル蒔絵位牌

モダン位牌銀水「蝶」モダン位牌銀水「梅」

特許庁意匠登録済み
登録番号:1450472

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